fc2ブログ
個別記事の管理2013-01-18 (Fri)

私が「犬」を知ったのは小学校1年生の頃でした
当時の小学校の低学年は半日授業、給食を食べてから下校です
下校の道を外れ当然寄り道、「ねこばあさんの家」の前を通り階段を下りる、左手の坂を登るとそこは通称「サトウベッソウ」そう呼ばれた小さな山の一角、そこが私たちの遊び場の一つ、竹の刀を腰にさし、風呂敷をまとい、チャンバラごっこです、ある奴は山の弦にぶら下がりターザンごっこです
そんなある日友達が仔犬を見つけました、4.5頭はいたでしょう、ミカン箱に入っていました、給食の残りのコッペパンをポイ、、、、、あとは知らないまたチャンバラです
あくる日行くとまだ仔犬はいました、同じようにコッペパンをポイ、またチャンバラです
2.3日過ぎた頃仔犬はいなくなりました
チャンバラの最中、がさ藪から赤色の仔犬が1頭出てきました、その時です「犬」を自分の手で触ったのは
理由なくただただ可愛かったです
遊び疲れて家路に、、、「ただいまー」「何その仔犬」知らぬ間に子犬が後を付いてきたのです
「おじいちゃんに叱られるから、元に戻してきなさい」「やだ」
父が「番犬で飼ってもいいぞ」、、、決まりです
おばあちゃんが「汚い犬だね」そういっておふろの残り湯で洗ってくれました
「おじいちゃんには話しておくから、はやく部屋に持って行きなさい
母がくれた小さな箱とボロで即席犬小屋の出来上がり 夜は弟と二人で布団の中へ楽しかった一時です
犬の名は「チビ」
庭の木に結んで学校へ、帰りに「サトウベッソウ」に置いてあるみかん箱を取りすぐに「チビ」のもとへ
家へ帰ると弟が泣いていました「おじいちゃんがチビをよそに連れてった」
おじいちゃんに問いただすと「家では4つ足を飼ってはいけない」それしか言わない
その晩おじいちゃんは家族から責め立てられました
私たち兄弟はずーと泣いていました
ある日学校の帰り道、見知らぬ男の人に連れられた「チビ」をみました
「僕の犬だから返して」言葉になっていたのかいないのかわかりません
それから「チビ」はみていません
一日だけの愛犬「チビ、、、」60年前の実話です

この話は横浜市南区マルマル台49番地付近での話です、近くには「ドンドン商店街」があります

スポンサーサイト




横浜狩場荘サイト
狩場荘サイトへ


フェイスブックへ
クリックお願いします
 
にほんブログ村 犬ブログ 甲斐犬へにほんブログ村
* Category : 未分類
* Comment : (1) * Trackback : (0) |

写真ありがとう * by 横浜狩場荘
ポン太の写真ありがとう、まだまだお子様
だんだんしっかりしてきました
龍より数段男前

Comment-close▲
コメント







管理者にだけ表示を許可する